渥美線で平日もサイクルトレイン

2017/06/14 00:00(公開)
 土曜、休日に限って渥美線の車内に自転車を持ち込めるサービス「サイクルトレイン」が、平日も時間限定で可能になる。運行している豊橋鉄道(豊橋市)が7月3日から、試験的に開始する。サイクリング、買い物などに使われており、より利用しやすくなる。
 平日のサイクルトレインは、新豊橋駅-三河田原駅の全駅で利用でき、午前10時発の列車から午後2時59分発までの全列車が対象。
 持ち込めるのは、三河田原駅寄り車両の半分ほどのスペースで、1列車あたり最大で10台まで。混雑が予想される場合には、10台未満でも安全面から乗車できないこともある。
 料金は、乗車区間の運賃に持ち込み料として100円が必要。
 同一グループで1列車に5台以上を乗せる際には、乗車日前日の午後5時までに乗車時間と乗車区間を高師駅(0532・45・4927)へ連絡する。
 同社は2011(平成23)年秋から、土曜、休日のサイクルトレインを開始。サイクリングはシーズンの春、秋を中心に多く利用されているほか、買い物の人や学生らも使っているという。平日の要望もあり、試験的に実施する。土曜、休日は従来通り。
 同社の担当者は「状況をみていくが、レジャーだけでなく、買い物、通院など幅広く使ってもらえれば」と多くの利用を期待している。
 サイクルトレインは、全国的にも観光の一つとして注目されている。豊橋市内の自転車愛好者は「買い物や通院には使いやすくなる。ただ、サイクリングには、対象列車が午後4時までになるといい」と話している。
(中村晋也)
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