愛大豊橋校舎の地域政策学部に食農環境コース新設へ

2017/06/18 00:00(公開)
豊橋キャンパスなど大学の近況を説明する川井学長=豊川市民プラザで
 愛知大学の川井伸一学長が17日、豊川市内で開かれた同大同窓会豊川支部の交流懇談会に出席し、同大の今後の取り組みを話した。豊橋キャンパス(豊橋市町畑町)について、地域政策学部に食、農、環境を学ぶ食農環境コースの新設を報告し、文学部にも心理学科開設の準備を進めていることを明らかにした。
 豊川市民プラザで開かれた懇談会には、支部会員の卒業生ら約100人が参加した。
 川井学長は「地域政策学部に五つコースがあるが、新しいコースとして食と農、環境を勉学するコースをつくる。最初は20人程度で来年スタートする」と述べた。文学部に関しては「新しい学科として心理学科をつくる準備をしている」と話した。
 来賓で出席した豊川市の山脇実市長は「農業関係のコースができると聞いたが、農業どころのこの地域の発展に寄与していただければとうれしく思っている」と期待を寄せた。
 一方、名古屋キャンパスについて、川井学長は、経済学部を三つのコースに再編することや経営学部会計ファイナンス学科にビジネスデザインコースをいずれも来年度から設けることなども説明。「多くの学部で新しい取り組みが始まる。さらに前進していければ」と話した。
(中村晋也)
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