豊橋中央幼稚園児がミニトマト狩り

2017/07/04 00:00(公開)
色付いたトマトを収穫する園児=豊橋市の竹田さん方ハウスで
 こんなにたくさんトマトがなってるの、初めて見たよ!豊橋市新吉町の豊橋中央幼稚園(柴田則子園長)の年長園児が3日、食育の一環としてミニトマト狩りを体験。同市下条東町の農業・竹田充男さんの厚意で行ったもので、開放されたハウス内を歩き回り、子どもたちが袋いっぱいにミニトマトを収穫した。
 「子どもたちに地産地消や農産物栽培などに関心を持ってもらおう」と、20年以上続ける招待。竹田さんの妻が元職員だった縁で同園に声をかけ、毎年シーズン終盤に園児が訪れている。
 今年は約1万株育てたうち4000株分を開放。2つのハウス内を園児69人が歩き回り、噴き出る汗もそのままに、鈴なりになった真っ赤に熟れたトマトをもいでは、牛乳パックで作ったケースに次々集めていた。
 今年のミニトマトは出来が良く、形も大きめで味も濃厚。中にはその瑞々しさに、もいだトマトをそのまま口に放り込み、プチッとはじけた瞬間に広がる甘みに「すごいおいしい!」と笑顔を見せる子もたくさんいた。
 園児が楽しそうに収穫する様子に目を細める竹田さん。「実が付いたところを実際に目で見て、収穫することが大事。体験を通して食べられなかったトマトが食べられるようになった子もいる。園児も保護者も楽しみにしている行事で、毎年本当に感謝に堪えません」と柴田園長は招待を喜んでいた。
(田中博子)
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