蒲郡市が全額補助で中学1年生にピロリ菌抗体検査

2017/07/06 00:01(公開)
 蒲郡市は今年度、市内の中学校に通う1年生を対象に初めてピロリ菌抗体検査を実施した。ピロリ菌は胃がんの主原因となっており、早期に除菌をしておくことで発症予防につながることから行った。5日に1次検査の結果を公表し、検査を受けた673人中、陽性(菌がある)と判定されたのは22人だった。陽性者には2次検査と除菌治療を案内し、市で補助していくという。
 同市は今年度、市内在住および在学の中学1年生全員と、2・3年生の希望者を対象にピロリ菌抗体検査と、除菌治療や除菌後の判定検査を補助しようと当初予算に309万2000円を計上した。
 市健康推進課によると県内では知多市が中学3年生を対象にピロリ菌抗体検査を実施しているが、除菌治療は受診者負担で行っているという。
 1次検査は学校に入学した際に行う健康診断時に行う血液検査と一緒に実施。市立の7中学校に通う1年生706人中、673人が受診した。
 同市医師会と連携しており、2次検査および除菌治療は市内の14医療機関で実施していく。
 同課は「検査は将来的に胃がんにかかるリスクをなくしていくためにも来年度以降も継続していきたい」と話している。
(安藤聡)
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