ミュージカル本番に向け練習佳境

2017/07/26 00:00(公開)
本番を前に熱の入った稽古に励む出演者=穂の国芸術劇場プラットで
 地元の合唱団Sakura Cantabile(サクラカンタービレ)による、第8回ファミリーコンサート コーラスミュージカル「That's Neverland」が8月20日午後1時からと4時半から、穂の国とよはし芸術劇場プラットで上演される。本番を控え、出演する子どもたちの練習も佳境に入った。
 ザッツ実行委主催、桜丘高等学校音楽科楽友会共催、東愛知新聞社など後援。同団は桜丘高校音楽科主務の吉村純さんが「1人でも多くオペラ歌手やミュージカル俳優を目指す子が育ってほしい」との思いで小中学生を指導する合唱団。07年に結成し、子どもミュージカルやオペラなどの演奏会を展開している。
 「That's Neverland」は、近未来のピーターパン誕生秘話を描く演出家・松山雅彦氏によるオリジナル脚本。妖精の島を舞台に、妖精たちの試練や葛藤、友情などを綴っており、小学3年~中学3年の団員に、小学1、2年のプレ団員、桜丘高校音楽科生徒、男声合唱団ふんけんクラブが美しい歌と演技を披露する。
 昨夏から出演者を募りオーディションで配役を決め、桜丘高校で練習を重ねてきた。演技やダンスはもちろん、合唱に重きを置くのも特徴だ。指導者からの熱血指導に子どもたちも熱く応える。「自分も楽しみ、お客さんにも楽しんでもらえる舞台に」「笑顔を絶やさず前向きな演技を」と古藤葵団長(桜丘中3)と鯨日和副団長(豊橋市北部中3)は意気込む。
 「子どもたちが一生懸命頑張る姿を応援して」と吉村さん。活動を通して子どもたちの人間力を高めることや、地声発声でなくオペラ歌手としての基礎指導に尽力。子どもたちの音楽家としての将来や地域音楽文化の底上げにも思いを馳せる。
 自由席700円、指定席1400円(通し券)。プラットチケットセンター(0532・39・3090)などで取扱中。問い合わせは桜丘高校音楽科(0532・61・0833)へ。
(田中博子)
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