豊川の小中学校給食で東北被災地応援献立

2017/10/13 00:01(公開)
宮城産のサンマが使われた蒲焼き丼をほおばる児童ら=桜町小で
 豊川市の小中学校で12日、初めて「東北被災地応援献立」として学校給食でサンマの蒲(かば)焼き丼が振る舞われた。
 市は東日本大震災の被災地・宮城県石巻町、南三陸町に毎年職員を派遣。震災の風化を防ごうと、食を通じて児童に被災地の状況を伝えようと企画した。宮城県気仙沼市の工場が津波で流された阿部長商店から県学校給食会を通じてサンマの開きを仕入れ、栄養教諭の梅田恭子さんが献立を考えた。
 桜町小学校では児童319人が食べ、校内放送で阿部長商店の紹介が行われた。佐野ゆきあさん(9)は「普段は魚はあまり食べないけど、おいしい」と笑顔だった。
 きょう13日までに全26校で約1万7000食を提供。震災から7年となる来年3月には南三陸町産の食材を使った第2弾を計画する。2013年度に南三陸町に赴任した学校給食課の篠原英明さんは「東北に対する思いを抱くきっかけになれば」と期待した。
(由本裕貴)
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