県内や浜松市を拠点に活動するミュージシャンが出演する音楽フェス「ええじゃないか！　とよフェス」が21日、豊橋まつり初日の豊橋球場（豊橋市今橋町）メインステージで行われる。若者のまつり参加を狙った初の試み。入場無料。
　出演者は、愛知県出身の３ピースバンド・クアイフと浜松市が拠点のキーボーディストＡＤＡＭ　ａｔ（アダムアット）、豊橋発のガールズバンド・ポタリ、同市を拠点に活動するロックバンドのＩＳＡＡＣ（アイザック）の４組。
　アダムアットは、固定メンバーを持たないインストゥルメンタルのセッションバンドとして活動し、ジャズやテクノなどの要素を取り入れたポップで踊れる楽曲は幅広いファンから支持されている。クアイフは11月にテレビアニメのエンディングテーマ曲でメジャーデビューを果たし、今注目のバンド。
　豊橋ゆかりのポタリは、昨年同まつりのエンディングに初めて登場し、会場を盛り上げた。明るくキャッチーなメロディと女子が共感するリアルな歌詞の世界観が魅力で、ＣＭに楽曲が使われるなど着実に知名度を上げている。アイザックも、音楽番組で取り上げられるなど話題沸騰中だ。
　企画した豊橋市駅前大通１のライブハウスｃｌｕｂ　ＫＮＯＴ（クラブノット）の尾藤元昭代表（38）は「このメンバーが無料で見られることはない。豊橋まつりに来たことがない人も、ふらっと遊びに来て損はさせない」と多くの来場を呼び掛けている。
　開演は午後３時。出演順は①ＩＳＡＡＣ②クアイフ③ＡＤＡＭ　ａｔ④ポタリ。豊橋まつり振興会は「フェス終了後には、豊橋駅前である総踊りにも足を運んでください」と話している。
　　問い合わせは、クラブノット（０５３２・57・３６５５）へ。
（飯塚雪）