新城市設楽原歴史資料館で峯薬師公開

2017/10/21 00:00(公開)
搬入された「峯薬師」。最終調整をする設置業者=新城市設楽原歴史資料館で
 戦国時代に武田信玄が甲斐(山梨県)へ遷したとされる鳳来寺の「峯薬師」が21日から新城市設楽原歴史資料館で展示・公開される。11月26日まで。
 峯薬師は平安時代に造られ、像の高さは63㌢。台座と後背を備える。病にかかった信玄が鳳来寺山に登山した際に触れたところ、人肌のように温かったために、ご利益がありそうと甲斐に遷すべきとして甲斐善光寺(山梨県甲府市)の後方に薬師堂を建立してまつったとされる。昨年に同市文化財に指定された。
 同館は現在開催中の企画展「霊峰-鳳来寺山」に合わせて寺に展示を要請し、許可を得た。
 湯浅大司学芸員は「戦国時代から伝承が残っている像を見てもらえれば」と話している。
 開館時間は午前9時から午後5時。期間中は無休。入館料は一般300円、小中学生100円。
(安藤聡)
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