豊橋豊城中の創立70周年記念式典

2017/11/14 00:00(公開)
保存会と合同公演する人形浄瑠璃部=豊橋市公会堂で
 豊橋市立豊城中学校の創立70周年記念式典が13日、同市公会堂であった。生徒や学校関係者、来賓ら約500人が出席。記念行事では、市内で唯一の人形浄瑠璃部が吉田文楽保存会(同市)と合同公演を行い、校区の伝統継承に向けて決意を新たにした。
 同窓会やPTA、自治会、学校で組織する実行委員会が主催。同校は1947(昭和22)年、市立中部第2中学校として創立し、翌年、校名が変更された。柴田祥宏校長は「歴史と伝統に支えられた豊城中学校が今後、ますます発展していくことを祈念します」とあいさつした。
 生徒を代表し、2年の髙橋春琉さんが「70年間積み重ね、築き上げてきた長い歴史と多くの伝統を大切に守り続けていくとともに、新たな一歩を踏み出せるよう努めていきたい」と、さらなる飛躍を誓った。 
 公演では、阿波藩(徳島県)のお家騒動を題材にした人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴海」を披露。3人1組で巧みに人形を操り、親子の絆の物語を演じた。
 他にも、代表生徒3人が30年後の100周年を迎えた母校を思いながら、未来へのメッセージを発表した。また、67年の旧校舎解体とともに行方が分からなくなっていたモニュメント「豊城の鐘」を70周年記念で復刻、来年2月に完成除幕式を行うことも報告された。
(飯塚雪)
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