田原市が「ワールドサーフィンゲームス」誘致へ

2017/11/23 00:00(公開)
 田原市が世界最高峰の国際サーフィン競技大会「ISAワールドサーフィンゲームス」(国際サーフィン連盟主催)の誘致を目指していることが分かった。誘致が実現した場合、開催地として大会運営負担金の発生が考えられるため、市は12月定例市議会で一般会計補正予算案に教育費「スポーツ大会支援事業」の名目で3000万円を上程する。
 “サーフィンのオリンピック”と称され、世界各国を代表する一流サーファーが技を競い合うワールドサーフィンゲームス。
 市にとって、同大会の誘致は2度目の挑戦となる。昨年、2020年東京五輪のサーフィン競技会場誘致に弾みをつけようと、今年の夏を開催予定期間案として誘致を表明し、関係機関に働き掛けるなどして調整を詰めていたが、あと一歩で及ばなかった。
 市によると、開催予定期間は来年9月中下旬を計画。実現した場合、約50カ国から約300人の出場選手が見込まれ、観客動員は約3~4万人を想定する。国の計算システムに基づいた場合、全体的な経済波及効果は約4億円の推計となる。今年5月にフランス・ビアリッツで開催された際には、47カ国から選手約250人が出場した。同大会の日本開催は1990(平成2)年が最後という。
 「サーフタウン構想」で地方創生を目指す田原市。開催が決まれば、「田原(TAHARA)」の名前が一躍世界に発信、シティーセールスの面から言えばビッグチャンスになることが期待される。
(千葉敬也)
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