プロ野球「東京ヤクルトスワローズ」のエースで、田原市赤羽根町出身の小川泰弘投手(35)が21日、同市野田町のサンテパルクたはらで野球教室を開いた。市内のスポーツ少年団で活動する子どもらが、地元出身のスター選手から直接指導を受けた。
小川投手は毎年シーズンオフに、市スポーツ少年団と野球教室を開いている。9回目の今年は市内10チームの5~6年生110人が参加した。
この日は小川投手に加え、チームメートの高梨裕稔投手、原樹里投手、外野手の岩田幸宏選手の3人も指導役を買って出た。
キャッチボールやゴロの捕球の仕方など守備練習を中心に、基本的な動作について学んだ。
小川投手は「野球をはじめとするスポーツを通じて、自身の成長につなげてほしい」とエールを送った。来季へ向けた抱負では「プロ野球の世界に身を置く一人として1年でも長く戦い続け、より多くの人に夢や勇気を与えられるよう取り組みたい」と述べた。
28日は同市小塩津町の渥美運動公園で「第9回ライアン小川杯争奪学童軟式野球大会」の決勝戦を開く。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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