元気な豊橋っ子育成へ体育の合同授業

2017/12/01 00:01(公開)
ソフトバレーボールをする細谷、小沢両小の5年生=細谷小学校で
豊橋市が子どもたちの体力向上に向けた取り組みを始めた。小規模校の市立細谷、小沢両小学校は30日、体育の合同授業を開始。大人数での利点を体力アップなどにつなげる狙いだ。
 同市の小中学生の体力は全国平均を下回っており、合同授業は市がスポーツ庁から受託した今年度「学校における体育・スポーツ資質向上等推進事業」の一環として開始した。
 この日は細谷、小沢両校の5・6年生が細谷小で、3・4年生が小沢小で合同授業に臨み、各校へバスで移動した。
 細谷小では、5年生同士がソフトバレーボール、6年生同士がサッカーで、音楽の合同授業もしたほか、給食も一緒に食べた。5年生は細谷20人と小沢22人の児童が混在チームを編成し、バレーの試合を展開。すぐに打ち解け、笑顔があふれた。児童たちは「一緒にやって楽しい」と感想。担任教諭も「少人数の良さもあるが、活気が違う。子どもたちも元気良くできた」と話した。
 合同授業で40人規模となり、今まで難しかったサッカーなどの集団競技も可能。教諭らは「大人数でのだいご味、楽しさを味わえ、競い合うこともできる」。市教育委員会は、子どもたちの運動への関心を高めることで体力向上につなげたい考えだ。
 併せて、細谷、小沢両小の児童は五並中学校に進学するため、小学校時代に交流を促進することでスムーズに中学校に進め、「中1ギャップ」の軽減も目指している。
 合同授業は今後、来年1月末まで計6回が計画されている。
(中村晋也)
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