新城市が海外から国際交流員女性2人増員

2018/04/13 00:00(公開)
増員された国際交流員のマホイさん㊨とアルバンディさん㊧=新城市役所で
 新城市は12日、国際交流員にアメリカ・シカゴ出身のマリ・アルバンディさん(24)と、ブラジル・リオデジャネイロ出身のデ・カンツァリア・マホイ・タイッサさん(26)の女性2人を増員した。1年間活動し、今秋の世界新城アライアンス会議準備や子ども向けの出前講座などを行う。
 多文化共生や国際交流の促進を目的に自治体国際化協会の海外青少年招致事業として招いた。
 アルバンディさんは母親が神奈川県横浜市出身の日系人。「シカゴは山がない。新城は山に囲まれて自然が豊か」と第一印象を語り、「住民と仲良くしていきたい」と抱負を述べた。
 マホイさんは3年前に東京外国語大学に1年間留学していた。「日本はポップカルチャーに興味がありました。新城では滝と温泉に行きたい」と語った。
 2人とも日本語を流ちょうに話すことができる。マホイさんは5月からはブラジルからの住民の生活相談員としても活動する。
 この日、2人は母国からのプレゼントを穂積亮次市長に手渡した。穂積市長は「大都市ではない小さな街。日本の縮図となっていますが、1年間頑張ってください」と激励した。
(安藤聡)
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