「続・三河芭蕉会の歩み」を発行

2018/04/21 00:00(公開)
「続・三河芭蕉会の歩み」を紹介する豊田会長=東愛知新聞社で
 東三河における松尾芭蕉の足跡などを研究している「三河芭蕉会」(豊田俊充会長)がここ10年間の活動を記録した「続・三河芭蕉会の歩み」を発行した。
 発足30周年を迎え、前半の20年間をまとめた「芭蕉塚と三河芭蕉会の歩み」の発行に続き、それ以降の約10年間の活動記録を本にした。
 同会が主催する芭蕉句碑を巡るバスツアーやウオーキングの概要、句碑の解説を紹介しているほか、新聞に記事として取り上げられたものを掲載。豊橋市中央図書館で開催される展示や談話、講演会で使用した資料など全て年ごとに記録されている。他にも芭蕉塚の看板設置やマップ製作などの事業や新城小学校で2005(平成17)年から開始した俳句学習にも触れている。
 初代会長の故伊賀忠夫さんから同職を引き継ぎ10年目となる豊田会長(84)は「記録集が今後の三河芭蕉会の発展に役立ち、また多くの人たちが芭蕉の生きざまや千句にも及ぶ俳句を詠んだことなどに関心を持ち、当地との深い関わりを探りながら豊かな人生を送られることを心から願う」と発行への思いをつづっている。
 A4判、80㌻。会員や関係者向けの発行だが、部数限定で希望者にも配布する。問い合わせは豊川堂(0532・54・6688)へ。
(井嶋義典)
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