豊川高校の屋内50㍍プール完成

2018/05/15 00:00（公開）

社会キャリア・教育

部員らが見守る中、泳ぎ初めに臨む小西さん=豊川高校50㍍プールで

　豊川高校（相馬三孝校長）で14日、創立90周年事業として整備した屋内50㍍プールの完工式を行った。長水路の50㍍プールは東三河では御津高校に次ぐ誕生で、屋内は県内初となる。
　関連会社のスポーツボックスに貸与している屋内25㍍プールに隣接するように建てられた温水プールで、４レーンで水深１・65㍍。シャワーや更衣室も兼ね備える。今夏、インターハイで２年ぶりの男女総合優勝を目指す水泳部は、これまでの25㍍プールと兼用して練習に臨む。
　この日は来賓やＰＴＡ、部員らが出席しての式典後、“泳ぎ初め”が行われた。同校ＯＧで、さまざまな大会に日本代表として出場している小西杏奈さん（中京大４）と森山幸美さん（日本体育大４）が招待され、往復して１００㍍を泳いだ。部員22人も50㍍を泳ぎ、真新しい施設での感覚を確かめた。
　小西さんは「全力で泳ぐ姿を見て、今後に生かしてくれれば」と得意の背泳ぎを披露し、森山さんは「ここでよき仲間と競い合い、一人ひとりの人生のかえがえのない時間になると思う」と期待した。現役部員を代表し、笠島大雅さん（３年）は「鍛錬の成果を発揮し、インターハイ男女総合優勝はもちろん、個人レベルでも結果を出して感謝の気持ちを伝えたい」と誓った。
（由本裕貴）

購読残数： / 本

この記事は登録会員限定です

この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

有料会員に申し込む

合わせて読む