JAひまわり女性部「フードドライブ」

2018/05/16 00:00(公開)
食品を回収するJAひまわり女性部員ら(同JA提供)
 豊川市のJAひまわり女性部(榊原節子部長)が、家庭で余った食品を福祉団体などに寄付する「フードドライブ」に取り組んでいる。15日、豊川市諏訪の同JA本店で行われた女性部の会議に合わせて、部員らが食品を回収した。第1回目のこの日は、部員の各家庭から持ち寄られた米約170㌔、缶詰124個、インスタントラーメン50食の他、そうめんや菓子、飲料水も集まった。
 豊川市は支援を必要とする家庭で育つ中学生に対し、将来の進路の選択肢を広げ、自立した生活を送れるようにサポートする学習支援事業「ネクストステージ」を展開。同JA女性部はこの活動を食の観点で支える。
 回収した食品は豊川市校正保護女性会を介し、学習支援事業期間の食事に使用される。9月にも同様に回収を行う予定で、榊原部長は「女性部の組織力で、少しでも生活に苦しい子どもたちの食をサポートできればと思う。多くの部員が賛同して食品が集まった。今後も引き続き支援したい」と話した。
 女性部には3815人が在籍し、料理教室や手芸、スポーツ、産直出荷者組織協議会などの活動を通して活気ある地域づくりに貢献している。
(由本裕貴)
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