豊橋で東三河観光協総会

2018/05/18 00:00(公開)
あいさつをする佐藤会長=豊橋市役所で
 東三河の観光・商工団体でつくる愛知県東三河広域観光協議会(会長・佐藤元英豊橋観光コンベンション協会会長)は15日、豊橋市役所で総会を開き、観光誘致・宣伝活動などを盛り込んだ今年度事業計画案を承認した。
 設立20周年を迎え、東三河の各組織の連携や情報発信の強化を図る活動を進めている。
 今年度は、観光誘致・宣伝事業として「東三河の物産と観光フェア」をイオン3店舗に拡大、6月には地域グルメと特産品を中心にした「東三河 いいもの・うまいものフェア」を開催するなど引き続きプロモーションを展開する。
 また、昨年同様、政府観光局主催の国内最大のインバウンド商談会に参加するとともに、東三河8市町村のインバウンド誘致活動を支援していく。
 昨年制作した東三河の観光企画素材集を、旅行会社への営業に活用するほか、観光素材を集めたモニターツアーを実施し、着地型観光事業も進める。
 広報宣伝事業では、同協議会ホームページをリニューアルしてさらなる情報発信を行う。
 インバウンド誘客のためのプログラムやDMO(デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)などの調査・研究の継続も盛り込まれた。
 佐藤会長は、あいさつで「昨年度はロケ誘致に追われてしまって、研究課題の進み具合が遅れた。DMOを東三河でどういう風に取り組むかが今一番の課題だ。そして、まだまだ東三河ブランドを発信するというところまでは至っていない。その辺をDMOと合わせて研究していく1年になる」と話し、各方面からの協力を求めた。
(井嶋義典)
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