蒲郡ベンチアートプロジェクト委員会と蒲郡市の物流業「ホイテクノ物流」は、蒲郡駅南口ロータリーに11番目のベンチアートを設置する。デザインは愛知大学地域政策学部の本多尚子教授のゼミ生が手掛ける。19日、豊橋市の同大学豊橋キャンパスでゼミ生を交えた初会合が開かれた。
海辺などのロケーションを生かし、生活の豊かさを感じる場を創るプロジェクト。地元企業や市民団体の協力で、竹島園地やラグーナビーチなどにこれまでベンチを設置してきた。
今回、ホイテクノ物流からベンチ制作の打診を受けた同大学地域連携推進事務室が今年2月、地域貢献しながら郷土愛を深める取り組みを進める本多ゼミへつないだ。3月に両者で初打ち合わせを行い、4月にゼミ生18人がプロジェクトに加わった。
コンセプトは「ひとまちをつなぎ、想いが巡るベンチ」。「つなぐ」「まち」「アート」の三つを柱に据えた。観光客が行き交う市の玄関口でありながら、市民が通学や通勤で日々使う蒲郡駅。そこに訪れる人と暮らす人の視点が自然に交わる拠点を目指す。
本多ゼミの3年生18人が5グループに分かれてデザインを競う。7月4日にフィールドワークで現地を確認し、デザイン案を練る。10月の1次審査で2案に絞り、12月の最終審査で決定。来年1月以降に制作し、3~6月に完成発表を予定する。
初会合にはゼミ生のほか、委員会の小池高弘会長やホイテクノ物流の加藤雅仁社長らが出席。小池会長がベンチアートへの思いを語り、加藤社長らがコンセプトや設置場所を説明した後、ゼミ生と意見を交わした。
小池会長は「年間400万人が訪れる観光地、蒲郡の玄関口にふさわしいベンチになればうれしい」と話した。加藤社長は「物流は人と人、まちとまちをつなぐ仕事。学生の発想で、人が安らぎ愛されるベンチにしてほしい」と語った。
本多教授は「地元の人との対話を通し、理想と現実の折り合いをつける実体験を積んでほしい」と期待した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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