「ぼくらの竹島水族館」お披露目

2018/06/04 00:00(公開)
「ぼくらの竹島水族館」を披露する金子さんと小学生たち=蒲郡市竹島水族館で

 蒲郡市竹島水族館のテーマソング「ぼくらの竹島水族館」が完成し、3日、作詞した言の葉墨彩画家ひろはまかずとしさん(68)=同市=と、作曲したシンガーソングライターの「ひおり」(本名・金子初音)さん=神奈川県横須賀市=らがステージでお披露目した。


 ひろはまさんが「水族館とともに竹島周辺がにぎわってきた。今後も頑張ってほしい」と4月に親交のある小林龍二館長に持ちかけて歌をつくることに。作詞をする際には飼育スタッフに館内のセールスポイントを挙げてもらった。作曲は東日本大震災被災地支援活動で知り合った金子さんが手がけた。


 歌は5番まであり、「ぼ ぼ ぼくらの竹島水族館」で始まり、「さわってどきどき さわりんプールで やさしくタッチタカアシガニ」など体験や展示する水槽を取り上げた。曲調はウクレレの伴奏でゆっくりとしたテンポとなり、「穏やかな館内の雰囲気を表しました」と金子さんは話す。


 この日午後1時過ぎ、アシカショーのステージにひろはまさんと知り合いの小学生4人、金子さんが立ち、歌を披露。スタンドに詰めかけた観客も一緒に歌った。


 「大好きな水族館と竹島が興じてつくりました。今後も子どもたちから大人まで親しんでもらえれば」とひろはまさん。


 同館ではアシカショーを行う際にテーマソングを流していくという。

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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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