豊橋でホーロー看板展

2018/06/06 00:00(公開)
懐かしのホーロー看板が飾られた店内=洋食厨房キッチンDemiで
 平成から次の時代へと時が進む中、豊橋市飯村北3の洋食厨房キッチンDemi(でみ)で、昔懐かしいホーロー看板展が開かれている。同店は「昭和の日本の洋食に舌鼓を打ちながら、平成最後の年に、古き良き時代を思い出してほしい」と話している。
 看板は国内有数のホーロー看板コレクター佐溝力さん(71)=豊川市=のコレクション。オーナーシェフの藤山洋之さん(55)が佐溝さんと学生時代から親しかった縁で、店内には以前から大企業のホーロー看板やポスターなどを飾っていた。
 今回は、昭和30年代を中心に「福井酒蔵」や「コンドーパン」など市内の企業看板約30点と昭和の風景写真9点を展示。和室からのぞく木製の塀に、大胆な色合いと個性的な字体が目を引く看板が飾られており、店内はまるでタイムスリップしたかのよう。
 同店では「ごはんに合う日本の洋食」をコンセプトに、1週間かけて作るデミグラスソースや素材の持ち味を生かしたカニクリームコロッケ、エビフライなど手間暇かけた料理でもてなす。「若い人たちに日本の古い食文化を伝えるきっかけにしたい」と妻の佳代さん(55)。
 展示は7月1日まで。営業時間は昼午前11時半~午後2時半(ラストオーダー午後2時)、夜は午後5時半~午後9時半(同午後8時)。月曜定休で、平日夜も臨時休業の場合がある。
(飯塚雪)
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