豊橋市内を流れる朝倉川で活動している特定非営利活動法人朝倉川育水フォーラム（高橋豊彦理事長）が９日、同市民センター「カリオンビル」で総会を開き、今年度の事業などを決めた。募集した「朝倉川へのメッセージ」の入賞者も表彰した。
　23年目を迎えた今年度は、組織の持続に向け、活性化や強化を図るほか、事業は多くの人が集える試みを実施していく。具体的には、ビオトープ事業や河川調査を中心に子どもたちが自然に触れ合える場面をつくっていく。また、井原第二公園でゲンジボタル再生のため地域を巻き込んだプラン作りを進めていく。
　同市多米地区のビオトープは毎月第１土曜日に活動。７月29日の河川調査は夏休みに入った子どもたちも参加できる。高橋理事長は「ビオトープには安全な服装で気軽に来てもらい、７月の河川調査は川で遊ぶ楽しさを味わってほしい」と話した。
　ポストカードサイズの紙に絵と文字を描く「朝倉川へのメッセージ」には、小・中学生、高校生から５１２点の応募があり、28点が入賞。最優秀賞には高校３年・河合万由子さん、中学３年・高見梨音さん、中学１年・柳生奈津さんが選ばれた。
　河合さんは、高２、中３、小４の妹３人も入賞し、姉妹４人の受賞に笑顔を見せていた。
　他の入賞者は次の皆さん。
　優秀賞＝河合薫子、河合冴栄草、牧野桜矢▽入選＝渥美暖花、浦野成流、及部ももこ、神村綾音、河合仁実、後藤ビビアン、近藤寛尚、佐藤ひな、鈴木花怜、鈴木大、鈴木華佳、鈴木遥、杉浦小遥、杉浦琉斗、関嶋紗彩、高藻由衣、谷口こころ、豊田琴巳、能勢ゆらら、兵藤麻衣、村松航多、山口隼汰
（中村晋也）