中部日本高校演劇県大会東三河地区の部開幕

2018/07/26 00:00(公開)
リア王を演じる豊川高校演劇部=穂の国とよはし芸術劇場プラットで
 「第71回中部日本高校演劇大会愛知県大会東三河地区の部」(東三河高校演劇連盟など主催)が25日から、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで始まった。4日間の日程で、県大会出場枠3校を懸け、高校生たちが熱演する。
 東三河の高校18校が出場。生徒と顧問が審査員を務め、代表校を決める。
 初日の25日には、豊橋商業、藤ノ花女子、国府、豊川、新城東の5校が登場。このうち、豊川高校演劇部はシェイクスピアの4大悲劇の一つ「リア王」を上演した。伝統芸能「能」の動きを取り入れたり、衣装を和装にしたりするなどアレンジ。現代風のセリフでの息の合った掛け合いでは、観客席から笑いも起きていた。
 同校3年で演劇部長の内藤恵理沙さん(17)は「大きな失敗もなく、楽しくできた。豊川高校らしさが出せたかなと思います」と晴れやかな表情を浮かべた。
(飯塚雪)
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