高校野球東愛知大会は愛産大三河が制す

2018/07/28 00:00(公開)
甲子園への切符を手にした豊橋市出身の愛産大三河・松原=岡崎市民球場で
 東三河勢24校をはじめ、西三河、知多地区の学校が参加した高校野球東愛知大会の決勝が27日、岡崎市民球場であり、愛産大三河(岡崎市)が3-1で西尾東(西尾市)を下し、22年ぶり2回目の夏の甲子園出場を決めた。豊橋市出身の主将兼エース松原絃介投手(3年)が好投で聖地への切符をつかんだ。
 松原はコーナーを突く制球力と冷静なマウンドさばきで、勢いある西尾東打線から1失点完投勝利を挙げた。2回、西尾東の小柴諒太(2年)に左線二塁打を浴びて1点を先制されたが、その後は要所を締めた。
 独特な落ち方をするスプリットも冴え、9回は不運の打球もあって走者を2人抱えたが、落ち着いて後続をピシャリ。最後の打者を空振り三振に仕留め、歓喜の瞬間を迎えた。
 打線は3回、上田希由翔(2年)の右前適時打で同点とすると、7回には鈴木球雅(3年)の左越え二塁打などで2点を勝ち越し、松原を援護した。
 松原は豊橋市立南部中学校の卒業。小学生のころは栄ドリームズでプレーし、チームメートで東邦高校から中日ドラゴンズに進んだ藤嶋健人投手(20)の背中を見て育った。「藤嶋さんは小学生じゃないほど体が大きくて、怪物みたいだった。それでも人一倍努力をしていて、努力が大切なんだと感じた」と日々、切磋琢磨してきた。
 松原ら三河ナインが挑む夏の甲子園大会は8月5日、阪神甲子園球場で開幕する。
(由本裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 藤城建設 光生会 さわらび会 蒲郡信用金庫 虹の森 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国