豊橋市民病院 子宮頸がん全摘術が先進医療に

2018/09/12 00:01(公開)
豊橋市民病院が使っている手術支援ロボット(市提供)
 豊橋市民病院は11日、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を用いた子宮頸がん全摘術が、保険診療との併用ができる先進医療として厚生労働省に受理されたと発表した。今月から先進医療として実施できる。
 認められたのは、産婦人科の子宮頸がんに対する「内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下広汎子宮全摘術」。この先進医療技術ができるのは県内で初めて。全国では、大学病院を主に豊橋市民病院を含め11施設に限られる。
 症例実績(5例)や高度な技術の医師など、承認のための要件が整ったことから、同病院は8月、厚労省に申請していた。
 保険の適用となり、先進医療に係る費用120万8000円との合計患者負担は、3割負担の場合で約137万円。生命保険の先進医療特約に加入している場合、先進医療に係る費用が保険給付の対象となるため、患者負担は3割負担の場合で約16万円となる。
 このほか、同市民病院では、昨年9月から産婦人科の腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術を先進医療として実施している。
(中村晋也)
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