豊川や豊橋で認知症啓発イベント「RUN伴」

2018/09/30 00:00(公開)
ギター演奏と歌で高齢者と交流する参加者=グループホームゆたかで
 福祉・介護事業関係者による認知症啓発イベント「RUN伴(ランとも)in東三河」(同実行委主催)が29日、豊川市と豊橋市で実施された。
 福祉用具レンタル業のキングラン東海(豊川市馬場町)や松屋リネンサプライ(豊橋市青竹町)の社員、グループホームきらら(新城市)の職員ら11人が参加。おそろいオレンジ色のシャツを着て、ジョギングと自転車で各地の高齢者支援グループホームを行脚し、利用者らと交流した。
 豊川市ではみかんの樹(森4)、みその(金沢町)、秋桜の里(三蔵子町)、ゆたか(新豊町2)を順番に訪問。ゆたかでは、ユニットのぞみ・ゆめを利用する高齢者18人と触れ合った。「縁!ジョイ!バンド」としてボランティア活動を展開するキングラン東海の原田浩史さん(40)がギターを弾き、白井隆仁さん(30)が歌う中、「上を向いて歩こう」や「憧れのハワイ航路」などで盛り上がり、笑顔が広がった。
 認知症患者と接点がない地域住民にも参加してもらい、認知症を身近に感じ、理解を深めてもらうために企画され、東三河では5年前から続いている。白井さんは「皆さんに元気になってほしい気持ちで来たが、すごく喜んでくれた。もっともっと頑張らないと」と話した。
 見守ったグループホームゆたかの田中享子代表も「みんなすごく楽しそうで、素敵な機会に感謝したい」と笑顔だった。
(由本裕貴)
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