「第７回スポーツ鬼ごっこ全国大会in大和」（鬼ごっこ協会主催）に出場する豊橋市岩田校区のチーム「北ⅢＡ」が18日、市役所を訪れ、山西正泰教育長にひのき舞台への意気込みを語った。
　スポーツ鬼ごっこは、昔ながらの鬼ごっこにルールを設け競技化。時間内に「トレジャー」と呼ばれる宝を多く獲得したチームが勝ちとなる。
　北ⅢＡは、北岩田３丁目地区の児童が集まる。メンバーは10人で、キャプテンの新柴小晴さん（岩田小学校６年）をはじめ、巴山綾大（同）竹尾知紘（同）中村紗彩（同）皆上友希乃（５年）大野仁（同）巴山蒼大（４年）村居空（同）田中珠羽（同）新柴和胡（同）の皆さん。
　チームは、市内で９月にあった県大会で準優勝し、推薦枠での出場を決めた。28日、神奈川県大和市で行われる全国大会では、21チーム（予定）が参加する12歳以下の部に出場する。
　多くがクラブチームの中、北ⅢＡは子供会行事のため発足。登下校時に築いた信頼関係を軸に個々の高い運動能力で勝負する。
　市役所では、得点源の巴山綾大さんが「10点以上は取ります」と宣言。新柴キャプテンも「クラブチームばかりで思うように勝てないかもしれないが、みんなで協力して、悔いのない試合をしたい」と意気込んだ。
　山西教育長は「楽しんで、まずは１勝をつかんでほしい。全国のレベルを知る中で、何かお土産を持って帰っておいで」と激励した。
（飯塚雪）