「造パラ」などにぎわう豊橋まつり

2018/10/21 00:01(公開)
そろいの衣装を着て元気いっぱい踊る「新川プラッツキッズ」=広小路通りで
 豊橋市の中心街一帯で20日から始まった「第64回ええじゃないか豊橋まつり」は、ダンスや子どもたちの造形作品を飾る「子ども造形パラダイス」、物産展など多彩な催しが繰り広げられた。天候にも恵まれ、秋晴れの下、各会場は家族連れや若者らでにぎわった。
 
 ◇舞踊三昧
 広小路通りや松葉公園など、まちなか一帯を舞台に行われた「ええじゃないか舞踊三昧(ダンスざんまい)」は、競舞と演舞の両部門に70組以上が参加。よさこいやヒップホップ、ジャズなどさまざまな踊りを披露し、観客を熱気のうずに巻き込んだ。
 愛知大学豊橋校舎のよさこいチーム「穂乃輪」は、地元の民話をモチーフにしたパワフルな踊りと威勢のいい掛け声で観客を魅了。一方、はじける笑顔を見せた「新川プラッツキッズ」は、小学1~6年生11人がチアダンスとラインダンスで息の合ったパフォーマンスを見せた。チームリーダーの成田想さん(12)=市立新川小6=は「チームの魅力は大きな声と笑顔。100点満点が出せました」と満足そうに話した。
 
 ◇造パラ
 子どもたちの作品が豊橋公園を彩る「子ども造形パラダイス」は、今年で61回目を迎えた。「未来へはばたけ」をテーマに、市立52小学校の偶数学年と市立22中学校の1、3年生から1万6928点が集まったほか、幼稚・保育園、特別支援学校、外国人学校などの子どもたちも趣向を凝らした作品の数々を制作した。
 みずみずしい感性で彩られたステンドグラスに、植木鉢を顔に見立てたユーモアあふれる作品、中学生たちによるち密な木工細工などが屋外に並び、作品を見ようと大勢の家族連れらが足を運んだ。
 市立吉田方小4年の中山瀬奈さん(10)は「世界のみんなが仲良くなってほしいと、女の子と動物、植物を書きました。お母さんに見てもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
カラフルな花が描かれたトンネルの下、作品を探す親子=豊橋公園で
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