全国丼サミット 田原の高校生が大活躍

2018/11/11 00:01(公開)
丼のブースを手伝う福江高校生徒。笑顔で接客した=サンテパルクたはらで
 田原市野田町の農業公園サンテパルクたはらで10日から始まった「第10回全国丼サミット」では、地元の高校生たちも大活躍。ブースの手伝いや来場者の行列整理などに力を発揮し、オリジナル商品は瞬く間に完売した。
 県立福江高校からはこの日、ビジネスマナーを受講した1年生26人が参加し、大規模イベントの運営を学んだ。11日も16人が手伝う予定。
 「ふくしまやきとり丼」(福島県)のブースで接客を担当した高橋怜花さん(16)は「笑顔で接することを心掛けた。3時間ほどで完売したときは、すごくうれしかった」とにっこり。店を1人で切り盛りしたふくしまやきとり推進協議会の清水武さん(60)は「こんなに早く売り切れるとは思っていなかった。高校生が最高の活躍をしてくれた」とたたえた。
 また「能登カニVS能登牛丼」(石川県)では、今泉海斗さん(16)が盛り付けを担当。「言葉使いや表情にも気を配った。接客の勉強になりました」と話した。
 県立成章高校商業科は屋外でこの日だけブースを構え、3年生18人がオリジナルスイーツ2種類を販売。田原市産のニンジンイモを使ったタルトと大福を280セット用意し、2時間ほどで売り切れる盛況ぶりだった。
 商品を籠に入れて会場内を売り歩きPRに励んだ生徒たちは「ニンジンイモの知名度を上げるいい機会になりました」。
 仕入れから販売まで手掛けた生徒たち。西﨑瑛士さん(17)は「過去の実績と天候を加味して仕入れたが、予想以上の売れ行きだった。もう少し数を用意しておけばよかった」と改良点も見えた。
(飯塚雪) 
屋外エリアでオリジナルスイーツを販売した成章高校生徒ら=同
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 虹の森 さわらび会 光生会 住まいLOVE不動産 藤城建設
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国