豊川いなり寿司フェスタ作品選考会

2018/11/28 00:00(公開)
地産地消創作豊川いなり寿司コンテストの応募作品を選考する隊員ら=プリオで
 豊川市のまちおこしNPO法人「みんなで豊川市をもりあげ隊」は26日夜、プリオで、12月8日に豊川稲荷で開催される「第10回豊川いなり寿司フェスタ」に備えた出展作品の選考会を行った。
 例年は小中学生対象だったが、今回は初めて誰でも応募できる「地産地消創作豊川いなり寿司コンテスト」には、8歳から40歳までの27人から応募があり、隊員らは13点を入選作品に選んだ。クリスマスにちなんだデザート風や韓国風、東京五輪にちなんで聖火を模したいなり寿司もあり、当日の優勝者には1万円分の商品券が贈られる。
 また初開催で、豊川いなり寿司のキャラクターいなりんに関する広い分野の作品を募集する「ウィラブいなりんコンテスト」には4歳から58歳までの38人が応募。いなりんを模したクリスマス使用の植木鉢や、テーブルの廃材を使ったオブジェ、いなりんの友達と題した新キャラを提案したアイデアもあり、当日は豊川稲荷境内の寺宝館1階で全作品を展示。投票により、1位には地域通貨「すわポン・狐娘ちゃんマネー」3万円分、2位には同2万円分、3位には同5000円分が贈られる。
 隊員11人と選考した傘下組織「豊川いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」の高木謙太朗隊長は「創作コンテストは、家のパーティーなどでいなり寿司を食べるきっかけになれば」と期待。ウィラブいなりんコンテストには「これだけ集まって、いなりんへの興味の高さを感じた。商品化したい作品もあった」と感激していた。
(由本裕貴)
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