豊橋の「夢フェス」大盛況

2018/12/03 00:00(公開)
あん食パンを売る山田さん㊨=ここにこで
障害者の自立支援とまちなか活性化へ
 豊橋市内の福祉事業所などが集まり、製品を販売する「夢フェスティバル」(東愛知新聞社など後援)が2日、豊橋市こども未来館ここにこで開かれた。手作りのパンや大判焼き、布製品、ビーズアクセサリーなどが、27ブースに並んだ。
 障害者の自立支援とまちなかのにぎわいづくりを目的に豊橋南ライオンズクラブが開き、今年で5回目を迎えた。目標だった来場者1000人を昼過ぎに達成し、商品が売り切れるブースもあるなど大盛況。
 ハートフル・ワークス(豊栄町)は、新作のあん食パンを販売。牛乳と卵を使わない“もちもち食感”のパンで、「生でもバターをつけてもよしのまろやかなパンです」という積極的な声掛けもあり、売れ行きが好調だった。販売に立った利用者の山田祥代さん(31)は「こうしてお客さんと接するのは楽しい」と笑顔を見せた。
 また、ミスみなとの海の女王・羽田百花さんも来場し、景品が当たるじゃんけん大会などに花を添えたほか、会場では市などが障害者週間(3~9日)に合わせ、車いすの試乗や盲目、点字体験などの疑似体験を実施。ステージでは、障害のある子どもたちが歌や楽器を演奏し、会場を盛り上げた。
(飯塚雪)
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