公道を使った自転車競技大会「第1回新城ロードレース」(全日本実業団自転車競技連盟、新城市など主催)が8日、新城市庭野を発着点に開かれた。22チームから117人が出場し、舟着と八名の両地区の公道約16㌔を10周回するコースで競った。
コースは桜淵公園近くの県道69号を発着点にすべて公道を使用。レース中は市道小畑吉川線の桧(ひのき)峠や中宇利の田園地帯、新城南部企業団地などの道路を車両通行止めとした。
午前10時にスタート。「キング・オブ・マウンテン」と呼ばれ、コース内で最大の難所となった桧峠では、選手らが必死にペダルをこいで上った。富岡公民館前では沿線住民らが応援グッズを打ち鳴らして声援を送った。トップとの時間差で走行中止となるルールで、完走したのは52人だった。
初代チャンピオンは3時間53分12秒の沢田時選手(宇都宮ブリッツェン)だった。一方、群馬グリフィンの選手として出場した新城市地域おこし協力隊の小山貴大さんは4時間3分57秒の31位だった。
桧峠で観戦した浜松市浜名区の山田恵助さん(53)は「間近での走りは迫力があった」と感想を述べた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。