田原で「渥美半島菜の花まつり」始まる

2019/01/13 00:00(公開)
菜の花が咲き誇る畑と、まつりの開幕を祝って飛ばされた風船=田原市加治町で
 早春を彩る「渥美半島菜の花まつり2019」(渥美半島観光ビューロー主催)が12日、田原市で幕開けした。3月31日までの期間中、国道沿いなどで菜の花が見られ、多彩なイベントも繰り広げられる。
 この日は、オープニングイベントが午前11時から、道の駅「田原めっくんはうす」の西方、加治町の畑で開催された。菜の花を使った長さ約2㍍の「菜の花いちごロール」をケーキカット、集まった人たちに振る舞われたほか、園児たちが菜の花畑に入って風船を飛ばし、開幕を祝った。
 約9000平方㍍に咲く菜の花はほぼ満開。名古屋市から小学生の女の子2人と6カ月の男の子を連れて訪れた母親は「菜の花がきれいで、この5年ぐらいは毎年来ています。今年もきれい。写真を撮って帰ります」と話し、ひと足早い菜の花を満喫していた。
 菜の花畑は国道259号や太平洋側の国道42号沿いなどに点在し、約1100万本が順次咲き誇る。メイン会場となる「伊良湖菜の花ガーデン」(堀切町)は、広さ約4㌶に約120万本。目の前に広がる“黄色のじゅうたん”は例年、訪れる人たちを魅了している。
 まつり期間中、伊良湖菜の花ガーデンでは、菜の花狩り(5本100円)ができ、菜の花にちなんだグルメなども販売。地元の高校生による特産品やスイーツなどの販売も行われる。
 問い合わせは渥美半島観光ビューロー(0531・23・3516)へ。
(中村晋也)
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