豊橋市中央図書館が「新収蔵品展」

2019/01/26 00:00(公開)
江戸時代に使われた羽田文庫の書函=豊橋市中央図書館で
豊橋市中央図書館2階展示コーナーで現在、「みんな寄附で集めました! 新収蔵品展」が開かれている。2012(平成24)年以降に市民が同館に寄付した資料などを一堂に集めて紹介している。2月3日まで。
 同館開館100周年後に加わった収蔵品の大半を展示公開。羽田八幡宮文庫関係、戦争(軍)関係、郷土の歴史関係、作家関係資料など約300点を分類して並べた。
 珍しいものでは、江戸時代の書籍の収蔵方法が分かる、羽田八幡宮文庫の引き戸タイプや倹飩(けんどん)タイプの書函(ばこ)。同文庫の創始者・羽田野敬雄の自筆の書軸や短冊も。
 ほかにも、歩兵18聯隊の個人用ロッカーや除隊記念品、モールス信号機、満州の写真、丸山薫の直筆原稿や初版本、豊橋に親類がいた小説家・獅子文六の書籍や書簡、地元ゆかりの句碑などの拓本、吉田藩の儒学者・小野湖山による自作の漢詩、豊橋市から伊勢湾台風に被災した市民への見舞状、明治時代の教本、大碕(大崎)学校の卒業証書、隣組常備録など多岐にわたる資料が並ぶ。
 また今回、市内のコレクターから寄贈を受けたサイン本約300冊、サイン色紙約500枚うち、サイン本65冊、色紙65枚を展示。同館など東三河を訪れた際にもらったサインが大半で、作家や俳優、落語家、アスリートなど多彩なサインを見ることができる。
(田中博子)
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