新城で奥三河4市町村長を囲む懇談会

2019/01/30 00:01(公開)
奥三河のさらなる活性化について意見を述べる首長たち=新城市消防防災センターで
 新城市、設楽町、東栄町、豊根村の奥三河地区4市町村長を囲む懇談会(奥三河ビジョンフォーラム主催)が28日夕、新城市消防防災センターで開かれた。「芽吹く 奥三河」をテーマに意見交換し、地域活性化や産業振興に向けて4市町村や関係機関が方向性を共有する必要性を確認した。
 意見交換には穂積亮次新城市長、横山光明設楽町長、村上孝治東栄町長、伊藤実豊根村長が参加した。
 同団体からは“奥三河の新芽”として総務省の支援事業「地域おこし協力隊」の活動など外部人材の受け入れと移住者で美と健康、スポーツイベント、地場産品を使った商品開発が展開されていることを報告。人材活用と商社機能など今後の発展に向けて必要なことについて提案した。
 これを受けて伊藤村長は「起業にむけて研究や試験期間、事業化の後押しと二段構えの補助金制度を設けている。チョウザメ養殖がそうだ。行政がもっと柔軟な姿勢で対応していけば地域が元気になる」と話した。
 村上町長は「移住者が飲食店開業したり、主要事業の働き手になっている。新規移住者を呼び込むために住みよさを伝える人材づくりを進める。奥三河全体で稼ぐというビジョンを官民で共有することが必要」と述べた。
 横山町長は「塩漬けの宅地を町が買い上げて移住向けに分譲した。今後は観光まちづくりを進めていきたいと思っている。新たな道の駅整備で町外から訪れてもらってにぎわいをつくり出していきたい」と語った。
 穂積市長は「新しい動きがあるのは心強い。4市町村を一つの地域として新城市は雇用の場をつくることを考えている。奥三河で外部資本、人材をつなげていくためには県も含めた支援や振興体制が必要」と提案した。
(安藤聡)
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