新アリーナを核としたまちづくり基本計画案を説明

2019/02/15 00:00(公開)
 豊橋市は14日、策定を進めている「新アリーナを核としたまちづくり基本計画」案を市議会総務・建設消防委員会連合審査会で説明した。新アリーナの建設候補地は豊橋公園内の芝生広場で、園内にあるテニスコート14面をすべて移転する方針を示した。新アリーナで開催される興行の来場者用駐車場は設けないとした。
 豊橋公園内のテニスコートは現在、硬式2面、軟式12面の計14面あるが、アリーナ整備に伴いすべて移転。既存のコートを利用して整備できる岩田運動公園内に新設する。市側は、大会などの開催に1カ所で必要な16面以上を確保する見込み。クラブハウスも、同運動公園に整備する。
 質問に立った市議は、市内のテニス協会、ソフトテニス協会から移転に反対する要望が市議会議長宛てに出されていることを挙げ、市側は移転にあたり「意見交換していく」と述べた。
 興行開催時の駐車場に関しては、来場者用駐車場は、園内に十分なスペースがない上、渋滞による周辺環境への影響も考えられ、設けないことにした。
 ただ、野球場など現在ある施設の利用者や障害者らが利用可能な駐車場として現状と同規模の400台程度を園内に整備する。興行来場者との区別について、市側は警備員の配置、駐車券の発行などで対応していくという。
 一方、経済波及効果は、新アリーナ来場者数をベースに年間10億2500万円と試算。来場者が支出する入場料や交通費、飲食費、観光費などの直接効果と、来場者の飲食などの需要に対応する関連産業の第1次間接波及効果などから算出した。
(中村晋也)
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