東名高速道路の音羽蒲郡インターチェンジ(IC)で渋滞が目立っている。特に朝のラッシュ時に多い。場合によっては本線から接続する国道1号交差点まで10分以上かかることもある。
渋滞は、東京方面へ向かう上り車線の出口から料金所、国道1号とのインター出入り口の信号交差点まで1㌔近く続くことがある。中日本高速によれば週に1回程度、本線まで渋滞がつながることがあり、年間で約50回にのぼる。本線まで渋滞すると追突事故が発生する可能性が高まる。
理由は、トラックなどの多くの車両が音羽蒲郡ICで降りるため。ほとんどの車は、本線の上り車線を降りると、国道1号との交差点を左折して豊橋方面へ向かう。
この影響で下り車線を降りてきた車にも影響が出ることも。上り車線を降りてきた車との合流地点で、トレーラーなど大きな車両が停車すると、この車両が動くまで前へ進めなくなる。国道1号との交差点を直進や右折して蒲郡や岡崎方面へ向かう車は少ないため、ここで少しの間でも足止めになると、ドライバーのイライラにつながる。
中日本高速によると、県の「道路交通渋滞対策推進協議会」の対象路線の候補に挙がることはあるというが、対象になっていないのが現状という。改善策は、国道1号との交差点を、ICからの車両に対する青信号の時間を長くすることだが、国道1号の交通量も多いため、これは難しいとみられる。国道23号名豊道路の蒲郡IC-豊川為当IC間が開通すれば、ある程度解消される可能性があるものの、上り車線から同インターで降り、国道1号を豊橋方面へ向かうドライバーは、渋滞を我慢する日がしばらく続きそうだ。
購読残数: / 本
1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
日付で探す
ピックアップ記事
フェニックスがホーム豊橋で連勝 茨城に今季初の100点ゲーム 新城の有志が鳳来寺にのぼり旗寄贈 本尊の名を記す フェニックスがホーム浜松で昨年王者の広島に勝利 佐々木が今季最多21得点 日清カップ陸上6年女子100㍍で新城黄柳川小内藤さんが2位 新城能楽社が装束と面を虫干し連載・特集
【連載】エンジョイサッカー〈24〉 ASラランジャ豊川Aが優勝 蒲郡で熱戦 【コラム】ゆうカフェ〈103〉育児から職場復帰も援助促進(後藤社会保険社労士事務所・後藤祐子) カゲっちの今週のフェニックス〈11〉リーグ最多3選手が代表合宿へ サッカーは人生の縮図〈13〉草創期の社会人チームづくり(元Jリーガー・深谷圭佑) 【コラム】地域活性化のあれこれ 海外で「笑顔のレッスン」(行政書士・鈴木達也)週間ランキング
逸失利益も市が負担 「契約解除」どうなる豊橋新アリーナ〈上〉 【豊橋新アリーナ】計画解除に豊川の竹本市長「長坂市長に働きかけたい」 豊橋商議所は非難「看過できない」 どうなる豊橋新アリーナ〈下〉 三遠ネオフェニックスのファンらも動向注視 【質疑応答】豊橋新市長、新アリーナの契約解除通知を指示 豊橋新アリーナ実現へ署名開始 12月市議会に請願書提出へ 【豊橋新アリーナ】大村秀章知事が見解「市民はそれでいいのか」 【豊橋】長坂尚登新市長が就任「市民の幸せのために働いて」職員に訓示 新アリーナ反対を訴えて初当選 23号名豊蒲郡バイパス、豊川為当~蒲郡両ICを公開 今年度の全線開通へ工事順調 【フェニックス】「ホームアリーナは豊橋」浜松市長発言で声明 豊橋鉄道市内線で専用信号の運用が始まる 自動車との接触回避へ