八名中生のPR策を明大生が実現

2019/03/15 00:00(公開)
開催を告げるチラシを生徒たちに説明する学生たち=新城市立八名中学校で
あすの新城ラリー会場に地元産品ブース
 新城市立八名中学校生徒たちが提案した地元産品のPR策を、明治大学の学生たちが耳を傾けて実現させることになった。16日に県営新城公園で行われる新城ラリー会場でブースを出店する。
 生徒たちは今年1月30日にあった同市中学生議会で「新城市の魅力をもっと多くの人たちにPRするために」と集客力がある新城ラリーでブースを設けて地元特産品の試食など行ったらどうかと提案した。
 まちづくりを研究するため、2月下旬から同市役所でインターンシップをしていた明治大学3年の北村佳誉さん(21)が協力。後輩4人の学生たちを誘い合わせて同校を訪れて発案した生徒たちと意見交換した。
 生徒の意見を反映し、学生たちは「鳳来牛」のカレーや食用オブラート製品、文房具、和菓子、湯谷温泉の入浴券付きハガキを販売、試食会を行うことにした。
 14日には北村さんら5人の学生が中学校を訪れてブースでどう陳列するのか、売り場のデザインについて意見を交わした。
 アイデアを出した八名中2年の森田大智君(14)は「実現できることがすばらしい。新城の良い所や食べ物があるため、多くの来場者に知ってもらえれば」と話した。
 北村さんは「将来ある生徒たちの思いを私たちが一緒になって発信していければ。来年以降続けられるようになって名物ブースとしていければ」と期待を込めた。
(安藤聡)
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