日頃、ボランティア活動に励む芸能団体ら有志による「早春　第17回チャリティー芸能祭」（同実行委主催、豊橋善意銀行・同行ボランティア連絡協議会協賛、東愛知新聞社など後援）が17日、豊橋市公会堂で盛大に開かれた。多彩なジャンルの14団体が華やかなステージ発表を繰り広げ、詰めかけた観客を楽しませた。
　演芸奉仕活動を行っている団体が競演する恒例事業。日頃の研さんの成果を披露すると共に、市民らに舞台を楽しんでもらいながら善意活動支援金を集めている。
　今回は「トピー工業音楽部（ザ・ドランカーズⅡ）」「靜駒会」「豊橋カラオケ連合会」「美幸会」「豊橋市手をつなぐ育成会」「琴城流　琴東会」「禎紫会」「大河流寿見與会」「龍谷太鼓」「風劇団カマダ一座」「あかね荘“かたりべ活動”サポート」「スマイル・キッズ」「豊橋歌謡連盟」「わかくさキッズアンサンブル」が出演。楽器演奏をはじめ、歌や踊り、演劇などが次々披露され、会場から大きな拍手が送られた。当日は開会式の席上、善意銀行への支援金贈呈式も実施。同芸能祭の河合有子実行委員長から、水野勲・同行理事長へ支援金20万円の目録が手渡された。
　一方、ロビーでは同行によるチャリティーミニバザーとしてタオル類など雑貨を販売し、約１万５０００円を売り上げた。また、幕間に２回にわたり会場募金も実施、合計約６万５０００円の浄財が出演者や来場者らから寄せられた。会場では他にも、地元の２福祉施設によるパンや焼き菓子などの自主製品販売も行われ、人気を集めていた。
（田中博子）