また新たな豚コレラ 瀬戸と田原で確認

2019/03/30 00:00(公開)
 瀬戸市と田原市で27、28両日、新たに県内5例目、6例目の豚コレラの疑似患畜が確認され、県は29日、第8回県豚コレラ緊急対策会議(議長・大村秀章知事)を開き、防疫対策を強化した。
 5例目は、瀬戸市の養豚農家で、27日に豚コレラの患畜が確定し、県は移動制限区域を設定した。
28日、国の防疫指針に基づき、移動制限区域内の養豚農家を対象に発生状況確認検査を実施すつとともに、県西部家畜保健衛生所が発生農場に立入し、使用する豚の血液などを採取して県中央家畜保健衛生所で豚コレラ検査を実施した。その結果29日、陽性と判定され、国で疑似患畜の確認を受けた。
 同農場は27日に県内3例目の豚コレラと確認された農場の半径3㌔以内の移動制限区域内にあり、飼養頭数は1441頭。
 また、6例目となった田原市の農場は28日、飼育している肥育豚に元気消失、死亡などの症状がみられると県東部家畜保健衛生所に届け出があった。
 このため同保健衛生所が立入し、豚の血液や臓器などを採取。検査した結果、29日に陽性の判定が出され、国から疑似患畜と確認された。
 同農場は28日に4例目と確認された養豚農場の半径3㌔以内の移動制限区域内で、飼養頭数は997頭。
 県は、新たに疑似患畜が出た瀬戸、田原両市の農場の出入り制限、消毒をするとともに28日から殺処分を開始した。
(後藤康之)
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