新城で「奥三河マルシェ」

2019/04/01 00:00(公開)
来場者の注目を集めたミニハウス=新城市能登瀬で
 健康や香りなどをテーマに奥三河の魅力を伝えるイベント「奥三河マルシェ」(実行委員会主催)が3月30、31の両日、新城市能登瀬の奥三河蒸留所で開かれた。近くの湯谷温泉と連携して一帯のにぎわい創出を目的に月に一度開いていく。
 奥三河蒸留所は、ハーブやエッセンシャルオイルなどの製造販売会社ランド(安城市、阿部晃社長)が国道151号沿いの旧レストハウス板敷に開設。森林資源を活用して品質の良い精油(エッセンシャルオイル)をつくりだす拠点とともに体験工房やカフェを併設して観光拠点づくりを目指し、今月25日にオープンさせる。
 近くには湯谷温泉があることから宿泊客にも呼び掛けようとJR飯田線湯谷温泉駅から蒸留所近くまで臨時の輸送バスを走らせるようにした。
 マルシェでは石けんづくりの体験会のほか、奥三河の郷土食五平餅、市内で栽培される無農薬野菜の販売、地元の木材を使ったミニハウスの展示が行われた。
 中でも注目を集めたのはミニハウス。スギやヒノキの板材を組み合わせて3畳分の室内空間を設けて「大人の隠れ家」と名付けられた建物は、大人たちだけでなく子どもたちも中に入って木の香りが漂う空間を味わった。
 阿部社長は「宇連川の清流と自然豊かな空間を生かしたイベントと、温泉街のにぎわいも考えていきたい」と話した。
 マルシェは原則毎月第3日曜日に開いていくという。
(安藤聡)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 光生会 蒲郡信用金庫 藤城建設 虹の森 さわらび会
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国