フェニックスがホーム最終戦

2019/04/12 00:00(公開)
シュートを放つ三遠・寺園=豊橋市総合体育館で
 Bリーグ三遠ネオフェニックスは10日夜、ホーム豊橋市総合体育館では今季最終戦となる川崎ブレイブサンダース戦に挑んだ。試合は83-85で惜しくも敗れたが、緊迫の展開で強豪をあと一歩まで追い詰め、3816人の観衆を沸かせた。
 すでにチャンピオンシップ出場を逃した三遠だが、平日の夜にスタンドを真っ赤に染めたブースターの前で意地を見せた。リードを許してもすぐに追いつく展開で、接戦のまま最終クォーターへ。残り1分を切ってもスコアはシュート1本差で推移し、観衆は大声援で選手を後押しした。残り2秒、ジョシュ・チルドレスのシュートは外れ歓声は悲鳴に変わったが、コートに整列する選手たちに惜しみない拍手が送られた。
 中でも日本代表の太田敦也がチーム最多の17得点と奮起。寺園脩斗も3点シュートを決めるなど13得点をマークした。川崎の元NBA選手、ニック・ファジーカスや篠山竜青らに気持ちで負けず、互角の戦いを見せた。
 この日はアイドルグループ・AKB48の松井珠理奈さんが来場したこともあり、試合前から長蛇の列ができた。最後は審判の判定に納得がいかず、熱い一面も見せた藤田弘輝ヘッドコーチは「勝ちきれなかったのは悔しいけど、終始素晴らしいファイトを見せてくれた。ブースターの声援が後押ししてくれた」と感謝。いつも以上にファンが一喜一憂した一戦に、キャプテン鈴木達也は「こういうクロスゲームを取らないと上には行けない。ファンがまた観に来たいと思ってもらえるプレーをしたい」と前を向いた。
(由本裕貴)
ハーフタイムで会場を盛り上げる松井珠理奈さん=同
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