道の駅「とよはし」をサイクリストの拠点に

2019/05/13 00:00(公開)
 豊橋市は今年度から、「自転車の快適で安全な利用の推進に関する条例」を施行した。交通の安全と安心の確保のほか、条例は利用の拡大も目的にしており、26日にグランドオープンする道の駅「とよはし」を、立地の良さから、市はサイクリングをする人たちの拠点にしてもらいたい考え。夏休み頃にはスポーツ仕様の電動アシスト自転車、E-バイクの貸出も実施する。
 道の駅「とよはし」は、東七根町の国道23号豊橋東バイパス七根インターチェンジ北側に整備。伊良湖岬などがある渥美半島の東の入り口に位置し、南は豊橋、田原両市が誇る雄大な太平洋の表浜海岸、東は浜名湖に近い。
 風光明媚(めいび)な風景や観光地にアクセスしやすい場所の上、全国有数の農業地帯・豊橋などで育まれた豊かな食も提供することなどから、市は「自転車に乗る人たちには都合のいい場所。拠点にしてもらいたい」と期待を込めて話す。
 サイクリング中、気軽に立ち寄れるよう道の駅には、休憩や簡単なメンテナンスができるサイクルピットを整備している。
 夏休みには、E-バイク5台のレンタル事業も始め、市は「表浜、渥美半島、浜名湖を巡ってもらいたい」と話す。また、今年度はサイクリスト向けのサイクリングマップ、道の駅を起点にしたサイクリングコースの環境も整える計画だ。
 自転車の利用促進のほか、条例では、自転車利用者には、損害賠償保険などへの加入を義務化(10月1日から)、乗車用ヘルメットの着用に努めるよう定めるなど、安全の確保を図っている。
(中村晋也)
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