豊橋でガス漏れ想定し訓練

2019/06/02 00:00(公開)
ガス漏洩事故を想定した訓練を行う参加者=市営城山住宅で
 ガス漏洩事故を想定した訓練を、豊橋市消防本部と中部ガス(同市)などが5月31日、同市城山町の市営城山住宅で行った。速やかなガスの遮断や滞留したガスによる二次被害を防ぐため、初期対応の確認や連携強化を図った。
 解体前の建物を活用して行う実践的な訓練で今回が3回目。訓練には避難者役26人を含む80人以上が参加した。
 ガスが下水管をつたい、2階の1室に充満して爆発したとの想定で実施した。まず、ガスマスクをつけた消防職員が検知器でガスの有無などを調べながら、部屋に残された傷病者を救出。通報を受け、中部ガスから設備の維持管理など行う社員7人が建物全体のバルブを閉め、ガス設備の点検や滞留したガスの確認などをすばやく行い、原因となった下水管も掘削して調査した。
 消防本部消防救急課の本橋由行課長は「今回の訓練の課題が今後の糧となる。また、複雑化する災害に迅速かつ的確に対応するため、日々の業務を推進してほしい」と呼び掛けた。
(飯塚雪)
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