豊橋で「骨髄バンクを支える会」総会 ドナー登録呼び掛けも

2019/06/05 00:00(公開)
あいさつする満田理事長㊧奥=桜丘高校で
あいさつする満田理事長㊧奥=桜丘高校で
 骨髄移植などの推進を目指し、提供者の登録などを呼び掛けているNPO法人東三河骨髄バンクを支える会(満田稔理事長)の総会が、豊橋市南牛川2の桜丘高校で開かれ、今年度の事業計画などを決めた。
 今年度は、骨髄や末梢血管細胞の提供者(ドナー)の登録に向け、引き続き豊橋まつりなどで献血会を実施。昨年度に行った桜丘高校卒業献血・ドナー登録説明会を予定している。
 豊橋、豊川両市が、ドナーやドナーの勤め先に対する休業補償として助成制度を創設していることから、企業での献血、登録の呼び掛けもしていく。
 また、骨髄バンクの現状などを学ぶ市民を含んだ勉強会を計画している。
 満田理事長は、骨髄バンクへの自治体の支援体制に温度差があると言い「愛知は低い方なので、関心を高めていく必要がある」と述べた。
 一方、事務局によると、日本骨髄バンクへのドナー総登録者数は、競泳女子の池江璃花子選手が2月に白血病を公表し、3月には初めて50万人を上回ったことも報告された。
(中村晋也)
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