竹島水族館で「わたし一肌脱ぎます」展

2019/06/16 00:00(公開)
病気にならないために脱皮するハダカハオコゼ

 脱皮をしたり、他の生物のために懸命になる水生生物をを紹介する企画展「わたし一肌脱ぎます」展が、蒲郡市竹島水族館で開かれている。魚やエビなど9種類を展示している。7月8日まで。


 脱皮する生物では2種を紹介。成長するために皮を脱ぐイセエビと、病気の元となる虫を体から落とすために脱ぐハダカハオコゼが見られる。


 他の生物のために「一肌脱ぐ」のは残りの7種。他の魚の体に付いた虫や歯のすき間に挟まったゴミを食べるホンソメワケベラ、子どもと一緒に1年間同じ巣穴に暮らすコンビクトブレニー、卵を産んだ後に口に含んでふ化するまで育てるアフリカン・シクリッド、自らの体をエビに食べさせるコブヒトデを取り上げている。


 飼育スタッフの塚本祐輝さんは「成長のためでなく、仲間や他の生物のためにも尽くしている水生生物がいることを知ってもらえれば」と話している。

口の中でふ化させるアフリカン・シクリッド
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

最新記事

日付で探す

さわらび会 藤城建設 住まいLOVE不動産 光生会 蒲郡信用金庫 虹の森
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国