豊橋落語天狗連が40回目の小市民寄席

2019/07/07 00:01(公開)
幕間の口上で舞台に勢ぞろいした豊橋落語天狗連のメンバー=豊橋市公会堂で
 アマチュア落語家集団「豊橋落語天狗連」は6日、夏恒例の「豊橋小市民寄席」を豊橋市公会堂で開いた。今回は40回目となる記念特別興行で、落語やコント、太神楽などの演目を披露し、満員となった会場を沸かせた。
 1977(昭和52)年に結成した天狗連は、同市内を中心に豊川、蒲郡、豊田各市の男女総勢31人からなる。
 この日の演目は皿回しなどの太神楽で幕開け。歌謡ショーなどに続き、成田家虚生(本名・共田慎性)さんが「いいだらぁ」「おそがい」など地元の三河弁を多用しながら落語を披露した。豊橋公園で建設が計画されるアリーナや、年金2000万円問題などの時事ネタを盛り込みながら、軽妙な語りで観客を引き寄せた。
 コントは個性豊かな面々が総出演し、話題のCMを模倣した「テングルーペ」の登場で会場は爆笑に包まれた。
 幕間の口上で、髪家三代(小林秀行さん)が「こうして40周年を迎えられたのも私の努力のたまもの」と述べ、全員でずっこけた。改めて「命続く限り、続けていきたい。今後ともご支援よろしくお願いします」とあいさつした。
 7日は、数々のコンクールで受賞し天狗連の顔となっている微笑亭さん太さんらが出演するが、チケットは完売している。
(飯塚雪)
三河弁落語を披露する成田家虚生さん=同
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