手筒花火を奉納 豊橋祇園祭が開幕

2019/07/20 00:00(公開)
奉納される手筒花火。豪快な「ハネ」に歓声が上がった=吉田神社で
 豊橋の夏の一大風物詩「豊橋祇園祭」(同祭奉賛会主催)が19日、豊橋市関屋町の吉田神社で幕を開けた。手筒花火発祥の地とされる同神社の境内では夕方から、手筒花火が奉納され、天高く噴き上がる火柱とごう音に観客から歓声が上がった。
 昼間降っていた雨も上がり、日没前から奉賛会役員や氏子8カ町の青年たちが手筒や大筒、乱玉花火を放揚し、神前に捧げた。
 自分で丹精込めて作った手筒を抱えて登場した各町の揚げ手たちは、降り注ぐ火の粉で己の身を清める勇壮な姿を見せた。ごう音とともに筒底が抜ける最後の「ハネ」に、会場から大きなどよめきが沸き起こった。
 20日には、祭のハイライトとなる打ち上げ花火が午後6時から、豊川河川敷で行われ、スターマインなど約1万2000発が夏の夜空を彩る。最終日の21日は本祭。午後5時から「頼朝行列」が同神社を出発する。
(飯塚雪)
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