東三河地区の高校演劇大会 初日は5校が熱演

2019/07/24 00:00(公開)
小坂井高校演劇部の「暇つぶしの一コマ」=プラットで
小坂井高校演劇部の「暇つぶしの一コマ」=プラットで
 「第72回中部日本高校演劇大会愛知県大会東三河地区の部」(東三河高校演劇連盟など主催)が23日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで始まった。4日間の日程で、県大会出場枠3校を懸け、演劇部の高校生たちが熱演を繰り広げた。
 初日は、豊橋東、蒲郡、小坂井、豊橋中央、豊川の5校が登場。このうち、小坂井高校演劇部は部員が手掛けた「暇つぶしの一コマ」を上演した。入院中の妹が血のつながらない姉との交流を通じて、積み重ねてきた日々の大切さや絆を自覚していく物語。
 終演後、舞台に出てきた部員に観客の生徒たちから照明の意図や演技で気を付けた点などについて質問が相次ぎ、生徒たちは「全体的にすごくまとまっていた」「視覚的にも楽しめた。役者さんのレベルが高くてとてもいい劇でした」と感想を伝えた。
 大会は東三河の高校から17校が出場。生徒と顧問が審査員となり、8月8日から同劇場で行われる県大会の代表校を決める。今年4月に新城東と新城が統合して開校した新城有教館だが、現2・3年生は卒業まで各校で生活するため、今回は新城東と新城有教館が合同で「まなちゃんのおじいちゃん」(25日午前9時40分)、新城が「山桜の花言葉」(26日午前11時)を披露する。誰でも観覧できる。
(飯塚雪)
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