豊橋出身の魅津希さんがUFCと契約

2019/08/18 00:01(公開)
弟の直樹さんに関節技をかける魅津希さん㊧姉弟そろってUFCファイターになった
 豊橋市出身の女性総合格闘家・魅津希(みずき)さん(24=本名・井上瑞樹)が、日本人女性では初めての快挙となる世界最高峰の総合格闘技団体UFCの契約選手となった。今月31日に中国でデビュー戦に挑む。
 魅津希さんは豊橋市の空手道白心会の出身で、16歳でキックボクシングでプロデビュー。打撃と寝技を得意とし、国内団体ディープ・ジュエルスのストロー級(52㌔)女王に輝くなどの実績を積んできた。
 右膝靭帯を手術するなど故障もあったが、懸命なリハビリで回復。昨年春には米国ユタ州ソルトレイクシティで、競技人口が多く海外を主戦場とするインビクタFCの復帰戦に臨んでいた。その後の実績も認められ、UFC昇格が決まった。
 中国の広東省深セン市のユニバーシアード・スポーツ・センターで迎えるデビュー戦は、中国のウー・ヤナンが相手。現在、米国ニューヨークで練習している魅津希さんは「とてもうれしく思います。私のことを昔から応援してくれる人も、そうでない人も楽しんでもらえる試合をします。自分や家族、友達、仲間やファンのためにも勝ちに行きたいです」と意気込んでいる。
 試合は八角形の金網のケージ(オクタゴン)を舞台に、パンチやキック、投げ技や寝技(関節技や絞め技)を交えて勝利を競う。
 魅津希さんの弟は、日本人最年少でUFCと契約した井上直樹さん(22)で、姉弟そろってのUFCファイター誕生となった。
(由本裕貴)
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