最後の豊川手筒まつり

2019/08/25 00:01(公開)
オレンジ色の火柱を噴き上げる、各連区の手筒煙火責任者による手筒の一斉放揚=豊川市野球場で
オレンジ色の火柱を噴き上げる、各連区の手筒煙火責任者による手筒の一斉放揚=豊川市野球場で
 今年で最後を迎えた豊川市民まつり「第32回豊川手筒まつり」が24日夜、豊川市野球場で開催された。
 午後6時から約3時間、全39ステージで市内の13連区による約400本の手筒煙火や、企業・団体による仕掛煙火や中国煙火、スターマインが放揚された。32年間の集大成を記念し、開演直後の第2ステージでは全13連区の手筒煙火責任者による一斉放揚が行われ、オレンジ色の火の粉を豪快に噴き上げた。
 三上連区による「幸せ奉賛ステージ」では出産や新築などを祝って市民らが勇壮な姿を見せ、豊川進雄神社奉納綱火保存会は「綱火」を披露。豊川青年会議所の創立60周年を祝う仕掛煙火もあった。
 クライマックスでは「32年間ありがとう手筒まつり」と記された仕掛煙火や、中条、国府、千両、御油、豊川、三蔵子・一宮西部の合同による大筒煙火では6基の大筒に一斉に点火され、迫力ある競演が観衆を魅了。最後は例年よりも豪華な大スターマインで締めくくった。
(由本裕貴)
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